
野﨑邸
児島地区はかつては塩田でも栄えていました。塩田の先駆者となったのは「旧野﨑家住宅」のかつての家主・野﨑武左衛門は塩田開発に力を入れた人物です。野崎邸では、塩田や野崎武左衛門について知ることができる邸宅です。
野﨑邸をまわる
野﨑邸のこだわり
野崎邸では、四季の移ろいを感じさせる庭園や高級品をふんだんに使用した書院などを見ることができます。このことから、「野崎武左衛門」が風流を大切にしていたという一面を垣間見ることができます。





観曙亭
二畳台目のとても小さな茶室が表書院の付近にあります。ここで月見の宴を催したという記録があるそうです。

臨池亭
庭内にある三席の茶室のうちの一席。速水流家元の指導により作られました。

扇形の石垣
よく見ると扇形の石垣があります。
左右対称のとれた美しい扇形です。

主屋庭園
緑豊かな主屋庭園。鳥のさえずりや木々の揺れる音が心地よく聞こえます。木漏れ日も差し込み暖かで落ち着いた雰囲気です。木陰になっていることもあって涼しく、夏場にはお勧めです。

おひな同窓会
三月には迨暇堂にて雛人形が展示されます。沢山の華やかな雛人形は見ていて圧巻されます。是非訪れてみては如何でしょうか。また、迨暇堂はこの時期のみ一般公開されます。
展示館
土蔵には、塩業に関する資料などがあります。
製塩の歴史や塩づくりの道具、更には生活用具なども展示してあります。

野﨑武左衛門の肖像画もあります。

野﨑邸の短いムービーを見ることができます。

塩が展示されています。

塩田王
野﨑武左衛門
野﨑邸や野﨑武左衛門の詳しい内容は野﨑邸のホームページにあります。
野﨑武左衛門はかつては家業で足袋商売を行っていました。しかし、足袋事業に限界を見出した武左衛門は塩業に足を踏み入れる決意をしました。塩業は拡大し、ついには「塩田王」と呼ばれるまでに至りました。下津井のページにもあるように北前船の送り荷として塩も綿花などと共に出荷されました。




- 旧野﨑浜灯明台は児島駅付近にあります。