PROFILE
 ホリンズ大学大学院修士課程、岡山大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。専門は英米文化・翻訳学。平成10年倉敷市立短期大学に着任後、ホリンズ大学客員研究員を経て、平成30年より倉敷市立短期大学学長。(公財)大学基準協会短期大学評価委員会委員長、文部科学省「全国学生調査」有識者会議委員、倉敷市男女共同参画審議会会長等を歴任。防災士。  

特色ある学びを通して、羽ばたく翼を育てる

 倉敷市立短期大学のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
 本学は、「服飾美術」(ファッション、デザイン・アート、情報・地域・ビジネス)と「保育」の2つの学科をもつ公立短期大学です。学科の教育課程に加えて、2年制の専攻科があります。専攻科では、4年制大学卒業と同じ学位(学士)と免許を取得することができます。在学生のニーズに応えて、令和5年度からは、専攻科の入学定員を2倍に増やしました。
 本学の教育の強みは、倉敷というまちの特色を反映していることでしょう。
 まず、ここは国産ジーンズ発祥の地であり、学生服やワーキングウェア、綿帆布、畳縁、真田紐を始めとする児島ブランドで名高い、全国有数の繊維のまちです。本学では、地元企業でのインターンシップや、「デニム学」「アパレル総論」「まちづくり論」などの創造的な授業、多彩なゼミ活動などを通して、この地ならではの学びを得ることができます。
 また、倉敷市は「子育てするなら倉敷で」と言われるまちづくりを進めており、保育・子育て支援が充実したところです。専攻科には、学生が倉敷市のパート保育士として働くことのできる全国的にも珍しい制度があり、実践的な学びの場として多くの学生が利用しています。
 本学の学歌のタイトルは、「はばたくつばさ」といいます。みなさんが倉敷市立短期大学の学科および専攻科でそれぞれの翼をたくましく育て、2年後または4年後には、入学した時よりも元気にこの学び舎から羽ばたいてほしいというのが、私たちの願いです。

倉敷市立短期大学学長 安達励人