保育学科アドミッション・ポリシー

1.大学教育を通じてどのような力を発展・向上させるのか
 保育者としての資質,保育に関する専門的知識及び技能並びにそれらを適切かつ創造的に活用できる保育実践力を修得し,卒業後においても学び続ける意欲を持った保育者を育成する。

2.入学者に求める能力は何か
(1) 保育を学ぶための基礎学力
(2) 保育を学ぶための基本的能力(行動力,表現力,判断力,思考力,省察力など)
(3) 保育者となるための適性(感性,社会性,自立性,主体性,協調性,コミュニケーション能力,責任感など)
(4) 保育に対する高い関心
(5) 保育者になりたいという熱意

3.入学するまでに培ってきた能力をどのように評価するのか
 本学の理念・教育目的と,保育学科の教育目的・教育内容の専門性・特性にふさわしい学生を選抜するために,学校推薦型選抜(市内・市外),社会人・帰国生特別選抜,一般A選抜(大学独自試験),外国人留学生特別選抜,総合型Ⅲ期選抜,一般B選抜(大学入学共通テスト)を実施する。学校推薦型選抜では,小論文,面接,調査書・活動報告書で総合的に評価する。一般A選抜(大学独自試験)では,国語(国語総合,漢文を除く),外国語(コミュニケーション,外国語Ⅰ・Ⅱ,英語表現Ⅰ),調査書・活動報告書で総合的に評価する。総合型Ⅲ期選抜では,小論文,面接,調査書・活動報告書で総合的に評価する。特別選抜(社会人・帰国生,外国人留学生)では,小論文,面接,調査書・活動報告書で総合的に評価する。一般B選抜(大学入学共通テスト利用)では,国語,外国語(リーディング,リスニング),調査書・活動報告書で総合的に評価する。これらの試験を通して,保育学科の教育目的に則した志願者の能力や適性等を多面的かつ公正に評価する。

保育学科カリキュラム・ポリシー

1.社会人としての基礎を養うための基礎科目を設置する。
2. 保育の専門的知識及び技能を習得するための「保育の本質・目的」,「保育の対象の理解」,「保育の内容・方法」,「実習」,「総合演習」に関する演習・実習科目を設置する。
3.保育力を養うための保育実習,教育実習科目を設置する。
4.総まとめ科目としての保育・教職実践演習及び総合演習を設置する。

保育学科ディプロマ・ポリシー

 保育学科では,大学の教育理念や学科の教育目的に基づき,次のような能力を修得し,かつ所定の単位を取得した学生に「短期大学士(教育学)」を授与する。
1.知識・理解 
 保育の基礎的理論を理解し,高い倫理観を備えた専門職業人として保育実践に臨むことができる。
2.汎用的技能 
 保育に関わる職業生活や社会生活において,他者と交流して学び合い,主体的に問題を発見し,解決する力を備えている。
3.創造的思考力 
 保育課題を子どもや自身の成長の機会と捉え,実習,ボランティア活動等の社会経験で養われた力により,主体的・創造的に課題を解決することができる。
4.態度・志向性 
 保育に強い関心や探究心を抱き,あたたかい献身の心と責任感により,地域社会への支援に惜しみなく取り組む姿勢を備えている。