教育目標
私たち服飾美術学科では,ファッションを私たち自身の「からだ」や日ごろの生活環境に関わる文化的表現であると考えています。同時に,柔らかな素材でもある布に親しむことは人の心に接することでもあり,何かを伝える役割を担っている大切なコミュニケーション装置と捉えています。
時代性,社会性,そしてファッション界の未来を意識したカリキュラムを通じて,多様なメディアやテクノロジーに対する理解力,新しいファッションコンテンツを生み出す能力,加えてビジネスやファッションデザインに関する洞察力も備えた,「ファッションクリエイター」を育てることが私たち学科の願いです。
教育目的
服飾美術学科は,芸術・デザイン・ファッションに関する基礎的な理論と実技の修得を通じて、多様なメディアやテクノロジーに対する理解力と多角的な視点を養い、学内外を学びの場として捉え、積極的に行動し考えることのできる、創造的で実践的なクリエーターの育成を目的としています。
専攻科(服飾美術専攻)は、専門知識や技術、社会構造の変化に即応する力、仕事を遂行していくための高い倫理観と幅広い教養の修得が、大学教育に必要であると考え、生活者と生活者、あるいは生活者と地域社会といった、「関係性を創造するデザイン力」を重要な柱として教育を行う。さらに、デザインを基軸にして物事を考え、学びを地域社会や産業に活かすことのできる、意欲ある人材の育成を目的とする。